銀歯(アマルガム)をおすすめしない理由とは?
投稿日:2023年5月13日
カテゴリ:スタッフブログ
銀歯(アマルガム)をおすすめしない理由について
大崎駅すぐの歯医者「大崎スクエア歯科」の歯科衛生士です。
保険適用の素材である銀歯(アマルガム)は、加工が容易で強度が高いため、かつては多用されていましたが、近年では保険適用の白い歯などもあり、使用されることが少なくなっています。
当院でもできるだけ銀歯(アマルガム)を使用しないメタルフリー治療を心がけていますので、なぜ銀歯をおすすめしないかという理由についてお話したいと思います。
見た目が悪い
銀歯は金属ですので周囲の歯と調和せず、お口の中にあると目立ってしまいます。治療部位が奥歯であってもお口を開けた際に見えるため、どうしても審美性が低くなってしまいます。
金属アレルギーのリスクがある
銀歯は唾液によって金属イオンが溶け出すため、長期的に使用することによって金属アレルギーを発症する可能性があります。
虫歯・歯周病リスクが高い
銀歯は汚れが付着しやすく、経年劣化によって変形してしまいます。長期的に使用することによって、土台の歯との間に隙間が生じるため、その部分から細菌が侵入したり、歯垢が蓄積したりすることによって虫歯や歯周病リスクが高くなります。
歯茎が黒ずむ(メタルタトゥー)
銀歯から溶け出した金属イオンが歯肉に沈着するため、歯肉が黒ずんでしまいます。歯茎の黒ずみ(メタルタトゥー)は、歯磨きなどでは取り除けないため、薬剤やレーザーなどで改善するしかありません。
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