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オールオン4(All-on-4)のメリット・治療費等について

投稿日:2023年7月31日

カテゴリ:スタッフブログ

オールオン4(All-on-4)のメリット・治療費等について

オールオン4(All-on-4)のメリット・治療費

大崎駅すぐの歯医者「大崎スクエア歯科・矯正歯科」の歯科衛生士です。

無歯顎の方の咬み合わせを回復する方法については入れ歯治療が一般的ですが、昨今では4本のインプラントで片顎すべての歯を支えるオールオン4(All-on-4)という治療法も存在します。今回のブログでは、無歯顎の方や歯を多く失った方へおすすめのオールオン4(All-on-4)という治療法のメリットや治療費等についてお話したいと思います。

オールオン4(All-on-4)とは?

オールオン4(All-on-4)とは、顎骨へ4本のインプラントを埋入し、その上に前歯から奥歯まで一体となった上部構造(人工歯)を装着して咬み合わせを回復する特殊なインプラント治療です。最小本数のインプラントで片顎全ての歯を修復できるため、1本1本インプラントで治療する方法に比べて、身体への負担や費用を最小限に抑えることができます。

オールオン4(All-on-4)のメリット

身体への負担を最小限に抑えられる

インプラント治療は顎骨に穴を開けて人工歯根(インプラント)を埋入しなければなりません。オールオン4(All-on-4)の場合は、4本のインプラントを埋入するだけで良いため、外科処置による身体への負担を最小限に抑えることができます。

治療費を抑えられる

すべての歯を1本ずつインプラントで治療すると、治療費は高額になってしまいます。オールオン4(All-on-4)は埋入するインプラントの数が4本と少ないため、全ての歯を1本ずつインプラントで治療するよりも治療費を抑えることができます。

顎骨の厚みが足りない場合でも治療できる

インプラントを埋入する際、骨の厚みや高さが不足している場合は骨を造成する処置が必要になります。また、骨造成を行っても良好な治療結果が望めない場合にはインプラント治療自体が行なえないこともあります。しかし、オールオン4(All-on-4)の場合は、骨の厚みがある部分を選んでインプラントを埋入することができるため、部分的に骨が薄い場合であっても骨造成を行わずに治療できる可能性が高くなります。

しっかり噛むことができる

オールオン4(All-on-4)は、顎骨に埋入した4本のインプラントと人工歯をしっかりと固定します。そのため、粘膜との吸着で固定する総入れ歯に比べて、しっかりと噛むことができ、ズレたり、外れたりすることもほとんどありません。

治療期間が短い(手術当日に歯が入る)

通常のインプラント治療は、埋入手術や歯肉の縫合、患部の治癒時間なども合わせると上部構造を装着するまでに5~6ヵ月程度の治療期間が必要となります。また、総入れ歯の場合も治療開始から入れ歯の完成までに約1ヵ月程かかります。オールオン4(All-on-4)は、手術当日に上部構造(人工歯)を装着できるため、その他の治療法に比べて治療期間を大幅に短縮できます。

オールオン4(All-on-4)の費用について

オールオン4(All-on-4)については自費診療となるため、各歯科医院によって治療費は多少異なりますが、片顎あたり200~300万円というのが相場となっています。

一方、通常のインプラント治療の相場が1本約30~50万円となっているため、片顎12本すべてを通常のインプラントで治療すると、合計で360~600万円となります。無歯顎の方でインプラントを希望される場合は、オールオン4(All-on-4)を選択することによって身体への負担はもちろん、費用もかなり抑えることができます。

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