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虫歯治療・根管治療時などに行うラバーダム防湿とは?

投稿日:2023年2月8日

カテゴリ:スタッフブログ

根管治療時に行うラバーダム防湿について

ラバーダム防湿

大崎駅すぐの歯医者「大崎スクエア歯科」の歯科衛生士です。

歯科治療では必要に応じてラバーダム防湿を行います。ラバーダム防湿とはゴム製のシートでお口を覆って治療する歯だけを隔離し、唾液や浸出液に含まれる細菌の侵入や治療で使用する薬剤、器具の誤飲を防ぐことが目的です。

お口の中には無数の細菌が存在します。特に根管治療(歯の根の治療)の際は、歯の内部に細菌を含む唾液や浸出液が侵入してしまうと、再び歯の内部で細菌が繁殖するため、治療後の再発率が高くなってしまいます。そのため、ラバーダムは虫歯治療や根管治療を無菌的に行い、再発リスクを軽減するために必須といえます。

根管治療時のラバーダム防湿の手順

一般的なラバーダム防湿の手順をご紹介いたします。(※医院によって手順が多少異なる場合があります。)

根管治療時に痛みがでないよう局所麻酔を行います。

ラバーダムにパンチで穴を開けます。

ラバーダムでお口全体を覆い、開けた穴から治療する歯を出します。

クランプ(留め具)を歯に引っ掛けてラバーダムと歯を固定します。

しっかりと封鎖していることを確認後、消毒液で治療する歯をはじめ、クランプやラバーダムを消毒します。

治療開始

ラバーダムを使用するメリット・デメリット

【メリット】

【デメリット】

ラバーダムの使用率について

上記のようにメリットの多いラバーダム防湿ですが、当たり前の処置かというとそうではありません。実際、日本の歯科医院でのラバーダムの使用率は2011年時点でわずか5.4%と低く、ラバーダムなしで根管治療などを行う歯科医院が非常に多いというデータがあります。そのような現状もあり、根管治療を行った歯の2本に1本が再発するという現状です。

ちなみに「歯内療法(根管治療)」の学会に所属する歯科医師であっても、ラバーダムを必ず使用すると答えたのは25.4%というデータがあります。一方、歯科先進国である米国の歯科医院ではラバーダムの使用率は92%と高く、使用していない歯科医師の割合の方が下回っています。

なぜ?日本ではラバーダムの使用率が低いのか・・・・・・

日本には国民皆保険制度があり、すべての人に公的医療保険の加入が義務づけられています。この国民皆保険制度は、病気や事故の際に高額になる医療費を軽減するというものです。

医療には保険点数というものがあります。厚生労働省が医療行為と判断した一つひとつの処置や治療に点数が振り分けられ、その点数に応じて費用が決定します。

そして、ラバーダムはこの保険点数が0点です。医療行為として分類されていないため、使用してもしなくても治療費は変わりません。つまり、ラバーダムを使用した場合は手間やコストがかかるだけで費用の加算がないため、残念ながら日本では未だにラバーダムの使用率が低いという現状なのです。。。

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