就寝中の歯ぎしりの原因と予防対策について
投稿日:2022年4月5日
カテゴリ:スタッフブログ
就寝中の歯ぎしりの原因と歯ぎしりの予防対策
寝ている間は意識がないため、自分が歯ぎしりをしていることに気づいていない方も多くいらっしゃいます。朝起きた時に顎やお口周辺に痛みや違和感を感じたりする場合は、就寝中に歯ぎしりをしている可能性があります。今回は就寝中に歯ぎしりをする原因や予防対策について解説いたします。
就寝中に歯ぎしりをする原因とは?
就寝中に歯ぎしりをする主な原因は下記の通りです。
ストレス
歯ぎしりを起こす原因で一番多いとされているのが「ストレス」です。歯ぎしりは眠りが浅くなり、無意識に咬筋に力が入ってしまうことで生じます。ストレスが溜まっていると、睡眠が浅くなってしまうため、就寝中に歯ぎしりが起こりやすくなります。また、歯ぎしりや食いしばることでストレスを発散しているとも考えられています。ストレス以外にも、喫煙・飲酒・カフェインの摂りすぎなどで睡眠が浅くなると、就寝中に歯ぎしりが起こりやすくなります。
噛み合わせが悪い
噛み合わせが悪いと、就寝中に歯ぎしりが起こりやすくなります。治療でつめ物やかぶせ物を入れた歯が周囲の歯に比べて高くなっている場合など、対向歯と強く接触してしまうため、歯ぎしりがおこりやすいといえます。
癖・習慣
日常生活の癖や習慣が原因で就寝中に歯ぎしりや食いしばりが起こる場合もあります。スポーツをしている方で競技中にグッと歯を噛みしめる癖がある方、日頃から歯を食いしばることが習慣になっている方などは、就寝中にも歯ぎしりが起こりやすくなります。
歯の発生・生え変わり時の違和感・不快感
歯ぎしりは大人だけでなく、成長の過程で子どももすることがあります。歯の生え始めや乳歯から永久歯に生え変わる際は、むず痒さなどの違和感、不快感を感じます。それらを解消しようと歯ぎしりをすることがあります。
就寝中に起こる歯ぎしりの予防対策
ストレスの発散・解消する
就寝中の歯ぎしりを予防するためには、ストレスを溜めないことが重要です。ストレスの元となっている要因の解消はもちろん、美味しい食事や運動、カラオケや読書など、楽しく感じられる時間を過ごし、ストレスを解消しましょう。
噛み合わせを調整する
噛み合わせは加齢や虫歯・歯周病の状態によって変化します。定期的に歯科医院に通い、お口の健康はもちろん、噛み合わせについても良好な状態を保ちましょう。
熟睡できる環境を整える
歯ぎしりをしないためには、熟睡できる環境を整えることが大切です。枕の高さや布団の固さなど、自分の身体に合うものを選び、睡眠の質を高めましょう。
アルコール・ニコチンの摂取量を抑える
アルコールやニコチンを大量に摂取すると、睡眠が浅くなり、歯ぎしりが起こる可能性が高くなります。お酒の飲み過ぎ、煙草の吸いすぎに注意しましょう。
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