マウスピース矯正の痛みが少ない理由と痛い時の対処法とは?|品川区大崎駅の歯医者|大崎スクエア歯科

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マウスピース矯正の痛みが少ない理由と痛い時の対処法とは?

投稿日:2022年10月13日

カテゴリ:スタッフブログ

マウスピース矯正の痛みが少ない理由と痛い時の対処法について

マウスピース矯正の痛みが少ない理由と痛い時の対処法

矯正治療では、歯の移動に伴う痛みや違和感が生じます。マウスピース矯正はその中でも痛みや違和感を感じにくい方法といえます。今回のブログでは、マウスピース矯正がなぜ痛みが少ないのか、また痛い時の対処法についてお話したいと思います。

矯正治療で痛みを感じる原因

▼矯正治療時には「歯が動く時の痛み」と「装置の接触による痛み」という2つの痛みが存在します。

歯が動く時の痛み

矯正治療では、歯に継続的に力をかけて歯根が退縮・再生を繰り返すことによって、少しずつ理想の位置へと歯を動かします。歯が動く際は、歯の周囲にある歯根膜が伸びたり縮んだりするため、その時に痛みを感じることがあります。

痛みは歯が動く際に感じるため、ワイヤー矯正やマウスピース矯正など装置に関わらず起こります。強い力をかければ、歯を早く動かすことはできますが、その分痛みも強くなり、さらに歯根吸収や歯肉退縮などを引き起こす可能性も高くなるため、トラブルなく歯を動かせるのは「1ヵ月に1㎜程度」といわれています。

マウスピース矯正は、1枚で約0.25㎜移動(1ヵ月で約4枚使用して1㎜移動)するように設計されています。さらにコンピューターによって矯正力を考慮して製造されるため、必要以上の力がかかりません。そのため、マウスピース矯正は手作業のワイヤー矯正に比べて、痛みが少ないという特徴があります。

装置の接触による痛み

ワイヤー矯正は取り外しができないため、会話や食事の際に装置の一部やワイヤーが粘膜に接触して傷ついたり、口内炎ができたりして痛みを感じる場合があります。また、楽器の演奏やスポーツをされる方は、楽器が装置に接触したり、ボールがお口に当たったりした際に怪我をする可能性もあります。

一方、マウスピース矯正は弾力のある素材で表面がなめらかなため、粘膜などを傷つけることがほとんどありません。また、食事中や運動時には取り外せるため、損傷リスクも低いといえます。

マウスピース矯正で強い痛みを感じた際の対処法

マウスピース矯正は痛みが少ない方法ではありますが、どうしても我慢できない痛みの場合は下記の対処法を試してみましょう。

一時的にマウスピースを外す

マウスピース矯正中に強い痛みを感じる場合は、一時的にマウスピースを外して様子をみましょう。ただし、長期間外していると計画通りに歯が動かない可能性もあるため、1日の装着時間はきちんと守りましょう。

痛みの少ないマウスピースへ一旦戻す

マウスピース矯正は、マウスピースを患者さま自身で交換しながら、少しずつ歯並びを改善していきます。もし我慢できないくらい痛みが強い場合は、1つ前のステップできちんと歯が移動していないか、計画通りに治療が進んでいない可能性が高いです。そのような場合は、1つ前のマウスピースへ一旦戻し、経過をみましょう。

※痛みが強くなる可能性も考え、使用済みのマウスピースも捨てずに保管しておきましょう。

負担の大きなものを食べない

矯正治療中は歯が不安定な状態です。大きな負担がかかると痛みや違和感を感じる場合があります。また、歯に色んな方向から力が加わると、歯並びや咬み合わせにも悪影響が及びます。そのため、矯正治療中に痛みが強くなった際は、負担が大きく硬いものなどは控えましょう。

上記の対処法でも痛みが治まらない場合は、かかりつけの歯科医院へ相談しましょう。

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