小児矯正と成人矯正の違いとは？小児矯正のメリットとは？
投稿日：2022年7月11日
カテゴリ：スタッフブログ
小児矯正と成人矯正の違いとは？小児矯正のメリットについて
矯正治療には大きく分けて小児矯正（第一期治療）と成人矯正（第二期治療）の2つがあります。どちらも歯並びを良くするという最終的な目的は同じですが、小児の頃から矯正治療を行うことによって様々なメリットが期待できます。今回のブログでは小児矯正のメリットについてお話したいと思います。
小児矯正と成人矯正の違いについて
小児矯正と成人矯正では使用する装置をはじめ、矯正方法などが大きく違います。
歯並びが悪くなる大きな原因の1つに「歯のサイズに対して顎のスペースが足りない」というものがあります。大人は骨の成長が止まっているため、骨格自体を変えることは難しくなります。そのため成人矯正では、歯を抜くことによって顎のスペースを確保した後、一つひとつのお歯を綺麗に並べていきます。
一方、成長段階にある小児の場合は、小児矯正によって顎骨を拡げながら歯並びを整えることができるため、歯を抜かずに治療を進められる可能性が高いです。ただし、小児矯正については顎骨の拡大によって綺麗な歯並びへと誘導することが目的となるため、細かい歯並びの調整が難しくなります。そのような場合は、小児矯正から成人矯正へと移行して細かい歯並びの調整を行うことになりますが、顎骨のスペースがきちんと確保されているため、治療期間の短縮や非抜歯での矯正が期待できます。
小児矯正治療のメリットについて
小児の段階で矯正治療を行うことにより、下記のようなメリットがあります。
歯を抜かずに治療できる可能性が高い
小児矯正では、成長段階にある顎骨をコントロールしながら治療を進めていきます。永久歯が綺麗におさまるためのスペースを確保できるため、歯を抜かずに歯並びを改善できる可能性が高いです。
理想的な歯並び・咬み合わせの実現が見込める
小児矯正は歯並びの土台となる骨格から調整できるため、緻密な治療計画によって理想的な歯並び・咬み合わせの実現が見込めます。
目立たない装置で矯正できる場合が多い
小児矯正で用いられる装置は取り外しができたり、目立たず負担の少ないものが多いです。矯正治療中のストレスなども抑えられるため、無理なく治療に取り組むことができます。
矯正治療の費用が抑えられる
小児矯正はお子様自身の成長を利用しながら歯並びを良い方向へと誘導するため、簡単な装置で済むことが多いです。そのため、成人矯正に比べて費用が抑えられます。
上記のように小児矯正には多くのメリットがあります。お子様の歯並びや咬み合わせについてお悩みや不安などありましたら、かかりつけの歯医者さんに相談してみましょう。
大崎で歯並び・咬み合わせの改善なら大崎スクエア歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。
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