親知らずの抜歯で痛みを軽減するためのポイントとは?
投稿日:2022年7月8日
カテゴリ:スタッフブログ
親知らずの抜歯で痛みを軽減するためのポイントについて
親知らずの抜歯については「痛い」「怖い」というイメージが強いと思います。しかし、抜歯の際はは麻酔注射を行うため、麻酔の効きが悪いなどの問題がなければ、ほとんど痛みを感じることはありません。また、麻酔が切れた後の痛みについては、親知らずの状態や抜歯後の対応によって痛みの度合いが変わってきます。
今回は親知らずの抜歯で少しでも痛みを軽減するためのポイントについてご紹介したいと思います。
親知らずの抜歯後の痛みを軽減するためのポイント
お口の中を清潔にしておく
炎症がある場合は、麻酔が効きづらくなります。親知らずを抜歯する際に麻酔をしっかり効かせるためには、親知らず周辺に炎症を起こさないことが大切です。細菌が繁殖しないよう、毎日きちんと歯磨きを行い、お口の中を清潔に保ちましょう。
麻酔が切れる前に痛み止めの薬を飲む
親知らずの抜歯後は麻酔が切れると痛みを感じるようになります。麻酔が切れてから痛み止めのお薬を飲んでも問題はありませんが、痛み止めが効き始めるまでの時間を考慮し、麻酔が切れる前に痛み止めのお薬を飲んでおくと、より痛みを感じずに過ごすことができます。
うがいを頻繁にしない
親知らずの抜歯後はしばらくの間、出血があります。出血が気になるからといってうがいを頻繁にしてしまうと、傷口のかさぶたが剥がれて強い痛みを伴う「ドライソケット」になってしまう可能性があります。血が止まるまでの間はガーゼなどで圧迫し、できるだけうがいを控えましょう。
抜歯した部分を触らない
抜歯した部分を舌や指で触ると、かさぶたが剥がれたり、細菌感染を起こったりなど、痛みが強くなる可能性があります。抜歯した部分が気になるとは思いますが、できるだけ触らないように心がけましょう。また、歯磨きについても強く磨いたりせず、傷口が治癒するまでは軽くゆすぐだけにしましょう。
処方されたお薬をきちんと服用する
親知らず抜歯後は、抗生物質が処方されます。抜歯した部分が細菌に感染してしまうと、患部が腫れたり、痛みを強く感じたりするため、抗生物質をきちんと服用して細菌感染を予防しましょう。
抜歯後の食事に注意する
親知らず抜歯後は食事にも気を使いましょう。傷口が治癒するまでは負担がかかるような固い食べ物、辛い物はできるだけ控えましょう。
親知らず抜歯後は、上記に注意することによって感じる痛みの度合いも変わってきます。親知らずを抜歯する予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
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