歯並びや咬み合わせを悪くする悪い癖とは?
投稿日:2022年7月25日
カテゴリ:スタッフブログ
歯並びや咬み合わせを悪くする悪い癖について
歯並びや骨格は遺伝が大きく関係しますが、普段何げなく行っている癖が歯並びや咬み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。今回のブログは、歯並びや咬み合わせを悪くする癖についてお話したいと思います。
歯並びや咬み合わせを悪くする代表的な癖は下記のようなものが挙げられます。
指しゃぶり
3歳位までの指しゃぶりはそこまで歯並びや咬み合わせに影響はありませんが、その後もずっと続く場合は顎骨の発育に悪影響が生じたり、顎が変形したりする可能性があります。歯並びについても出っ歯や開咬(前歯が咬み合わない)などになりやすい傾向があります。
爪を噛む
子どもだけでなく、大人でも爪を噛む癖があるという方は多いのではないでしょうか。爪を噛む癖がある場合は、前歯が部分的に前方に出たりすることがあります。
舌を突き出す・舌を噛む
舌で前歯の裏側を押したり、上下の歯で舌を噛むなどの癖がある場合は、出っ歯や開咬、受け口といった歯並びになりやすくなります。
唇を噛む
下唇を噛んだり、上下の唇を内側に巻き込んだりするような癖がある場合は、出っ歯をはじめ、受け口や下顎の歯並びが悪くなる可能性があります。
口で呼吸する
本来、呼吸は鼻で行いますが、骨格の問題で鼻で呼吸がしづらかったり、鼻炎などの影響によって口呼吸が常習化する場合があります。口呼吸が癖になってしまうと、舌が下方に下がってしまい、唇や舌、お口周辺の筋肉のバランスが乱れてしまうため、歯がガタガタになったり、出っ歯や開咬になる可能性が高くなります。
ほおづえ
ほおづえをつくことが癖になっている場合は、歯並びや顔貌などに悪影響を及ぼす可能性があります。ほおづえをすることによって片方側だけに力がかかるため、顔が歪んだり、歯並びが悪くなってしまいます。また、うつぶせで寝たり、いつも同じ方を下にして寝ている場合もどちらか一方の力がかかってしまうため、顎骨の変形や歯並びの悪化が予想されます。
このように遺伝以外にも、歯並びや咬み合わせを悪くする要素があります。お子さんの癖などに気づいた場合はきちんと説明し、改善することをおすすめします。なかなか癖が改善されない場合は、担当の歯医者さんに相談してみましょう。
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