矯正治療で抜歯が必要となるケースとは?|品川区大崎駅の歯医者|大崎スクエア歯科

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矯正治療で抜歯が必要となるケースとは?

投稿日:2022年7月14日

カテゴリ:スタッフブログ

矯正治療で抜歯が必要となるケースについて

矯正治療で抜歯が必要となるケース

「歯が綺麗に収まるための顎骨のスペースが足りないこと」が歯並びを悪くする大きな要因です。ですから、矯正治療では歯が綺麗に並ぶためのスペースを得るため、どうしても抜歯が必要となるケースがあります。

今回は矯正治療の際、抜歯が必要となるケースについてお話したいと思います。

矯正治療で抜歯が必要となる主なケースとは?

矯正治療の際、抜歯が必要となる主なケースは以下の3つです。

抜歯が必要となりやすい歯並びについて

重度の出っ歯(上顎前突)

重度の出っ歯(上顎前突)は、前方に大きく出ている前歯を内側に引っ込めなければなりません。前歯がきちんと収まるスペースを確保するため、抜歯が必要となる場合が多くなります。

重度の受け口(下顎前突)

重度の受け口(下顎前突)は、出っ歯と同じ様に前方に出ている歯を内側に引っ込めたり、歯の傾斜をまっすぐにしなければなりません。良好な治療結果を得るために抜歯が必要となるケースが多くなります。

口元全体が前側に張り出している状態

上顎、下顎の骨と歯が全体的に前側に張り出しているような歯並びについても、歯並びを改善するために歯を内側に引っ込めなければならないため、抜歯が必要となります。

重度に歯が重なっている状態

歯がバラバラで重なり合っているような歯並びは、スペース不足が原因です。綺麗に歯を並べるため、抜歯によってスペースを確保する必要があります。

無理やり非抜歯矯正を行った場合に生じる問題

多くの歯科医師は、まずできるだけ歯を抜かずに矯正治療をしたいと考えます。良好な治療結果を得るためには、歯並びと治療結果をしっかりと考慮し、抜歯か非抜歯かの判断をすることがとても重要になります。本来、抜歯が必要なケースを無理やり非抜歯で行ってしまうと、下記のような問題が生じる可能性があります。

口元が前方に張り出した感じが残る

十分なスペースがない状態で無理やり歯を並べなければならないため、口元が前方に張り出した感じが残ってしまい、見た目が悪くなります。

歯茎が下がりやすくなる

スペースが少ない状態で無理やり歯を並べてしまうと、歯が顎骨の上に綺麗に収まりきらずに前方へ傾いてしまうため、歯茎が下がりやすくなります。

治療後に後戻りしやすくなる

矯正治療後は、歯が元の位置に戻ろうとします。本来、抜歯が必要なケースにも関わらず、無理やり非抜歯で矯正治療を進めた場合は、治療後の後戻りが起こりやすくなります。

上記のように、歯を抜かずに矯正治療を行うことが必ずしも良い結果を生むというわけではありません。矯正治療で失敗しないためには、抜歯・非抜歯の診断がとても重要といえます。

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