ストレスが虫歯や歯周病を悪化させる原因とは?
投稿日:2022年7月19日
カテゴリ:スタッフブログ
ストレスが虫歯や歯周病を悪化させる原因について
悩みやストレスなどの精神的な負担は様々な病気を引き起こす可能性があります。特にうつ病や自律神経失調症、胃潰瘍などはストレスが深く関係していることが知られています。また、あまり知られてはいませんが、ストレスによって虫歯や歯周病といったお口の病気が悪化することもあります。
今回のブログは、ストレスが虫歯や歯周病を悪化させる原因についてお話したいと思います。ストレスによって虫歯・歯周病が悪化する原因については下記の3つが挙げられます。
唾液の分泌量が減少する
ストレスが溜まっていたり、精神的な緊張状態が続くと自律神経のバランスが乱れて唾液の分泌量が減少し、お口の中が乾燥しやすくなります。唾液にはお口や歯の汚れを洗い流す自浄作用や殺菌効果、虫歯菌によって溶かされた歯を修復する作用など、様々な働きがあります。
唾液の分泌量が減少すると、それらの働きも低下してしまうため、虫歯や歯周病が悪化しやすくなります。
歯ぎしり・食いしばりが増える
歯ぎしりや食いしばりが起こる大きな原因はストレスと言われています。歯ぎしりや食いしばりは歯や骨、歯茎などの歯周組織に大きな負担がかかります。長期的に歯や歯茎がダメージを受けることによって、虫歯や歯周病が悪化する可能性があります。
免疫力が低下する
ストレスが溜まると血管が収縮し、血流が悪くなってしまうため、体の免疫力が低下します。体の免疫力が低下すると、細菌が繁殖しやすくなってしまうため、虫歯や歯周病リスクが高くなったり、症状が悪化したりする可能性が高くなります。
普段から喫煙される方は、ストレスが溜まってしまうと、タバコの本数も増えてしまいます。喫煙はさらに血流が悪くなってしまうため、より一層虫歯・歯周病が悪化しやすくなります。
上記のようにストレスが溜まることによって、虫歯や歯周病が悪化する可能性があります。日々のケアはもちろんですが、歯やお口、体全体の健康のためにも、自分なりの発散方法を見つけ、ストレスを溜めないように心がけましょう。
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