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差し歯が痛みだした原因と応急処置について

投稿日:2022年4月12日

カテゴリ:スタッフブログ

差し歯が痛みだした原因と応急処置について

差し歯が痛む原因

差し歯とは、残っている歯の根を土台として、その上に人工歯を被せて歯の形態を修復する治療法です。虫歯や事故などで歯質の大部分を失った際は、差し歯で治療をしますが、治療後は天然歯と同じように問題が起こることがあり、その際に痛みを伴う可能性もあります。今回は差し歯が治療後に痛みだす原因と応急処置について解説いたします。

治療後に差し歯が痛みだす原因とは?

歯の根が折れている(歯根破折)

神経を取り除いている歯は、歯に栄養や血液が届かなくなるため、脆くなってしまいます。そのため、咬み合わせの不調などで部分的に大きな力がかかると、歯の根に亀裂が入ったり、折れたりする可能性があります。歯の根が破折してしまうと、患部の痛みや腫れを伴い、さらに歯がグラグラと揺れるようになります。
※歯根破折となった場合は高い確率で抜歯となるため、神経を抜いた歯がある場合は咬み合わせなどに注意が必要です。

歯の根が病気になっている

歯の根の先端部分が細菌に感染して炎症が起こると、膿の袋が形成される根尖病巣になり、痛みや腫れが生じます。根尖病巣の症状が悪化すると、膿が大量に溜まり、歯茎の腫れや痛みがさらにひどくなります。

歯周病

歯周病によって差し歯周辺の歯茎が腫れたり、痛みを感じたりすることがあります。歯周病が悪化すると、症状の改善までに長い時間が必要となるだけでなく、抜歯リスクも高くなります。日々のケア、定期検診をきちんと行い、歯周病の予防に努めましょう。

差し歯が痛む時の応急処置

仕事中や夜中など、すぐに歯科医院へ行けない時に差し歯が痛みだした場合は、下記の応急処置によって痛みを少しでも緩和しましょう。

鎮痛剤を服用する

痛みが強くて我慢できない場合は、鎮痛剤(痛み止め)を服用して痛みを緩和しましょう。市販の鎮痛剤(痛み止め)で大丈夫ですので、用法・用量を守って服用してください。

差し歯の周辺を冷やす

差し歯が痛み出した際は、患部を冷やすことで痛みを緩和することができます。急激に冷やすと痛みが強くなる可能性がありますので、氷などは使用せず、水分を含ませたタオルや冷却シートなどで患部を冷やすようにしましょう。

安静にする

血流が良くなると、神経が圧迫されて痛みが強くなる可能性があります。長時間の入浴、激しい運動、アルコールの摂取など、血流が良くなる行為はできるだけ控えて安静にしましょう。

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