歯を噛んだ時に感じる痛みの原因と応急処置|品川区大崎駅の歯医者|大崎スクエア歯科

大崎スクエア

キッズコーナー完備

日本矯正歯科学会認定医

山手線「大崎駅」新東口 徒歩4分/ 東京都品川区北品川5-4-14 4F

歯を噛んだ時に感じる痛みの原因と応急処置

投稿日:2022年6月7日

カテゴリ:スタッフブログ

歯を噛んだ時に感じる痛みの原因と応急処置について

歯を噛んだ時に感じる痛み

普段は痛みを感じないのに、食事の際に食べ物を噛むと歯が痛みだすという経験をされた方もいると思います。噛んだ時にだけ痛みを感じる場合は、歯の内部で問題が起こっている可能性が高いです。今回は歯を噛んだ時に感じる痛みの原因とその際の応急処置についてお話したいと思います。

噛んだ時に歯が痛い原因とは?

虫歯

噛んだ時に痛みを感じる場合は、その歯が虫歯になっている可能性があります。特に一度削っている歯はつめ物やかぶせ物の中で虫歯が進行していることが多く、気づかずに症状が悪化している場合があります。

歯根膜の炎症

歯根の周囲には歯と顎骨を繋ぐ歯根膜という組織が存在し、噛む力による負担を和らげるクッションのような役割を担っています。虫歯の重症化などによって歯根部分にまで細菌が拡がると、歯根膜が炎症を起こし、噛む際の負担によって痛みを感じる場合があります。

歯周病

歯周病が進行すると、歯茎や顎骨などの歯周組織が破壊されてしまいます。歯茎の炎症が強くなると、噛んだ際に痛みを感じることがあります。

歯根破折

歯根破折とは、歯根にひびが入ったり、折れたりする症状です。歯ぎしりや食いしばりのような強く噛みしめる癖がある方や外傷などで起こるケースが多いです。歯根破折になると、破折部分から細菌が入りこんで炎症が起こるため、歯を噛む際に痛みを伴います。

歯根嚢胞

歯根嚢胞とは、歯根の先端部分の細菌感染によって膿の袋が形成される症状です。噛んだ際に嚢胞が圧迫されるため、痛みを感じます。

歯を噛んだ時に痛みを感じる際の応急処置について

歯を噛んだ際に痛みを感じる場合は下記の応急処置によって痛みを緩和できる場合があります。

患部を冷やす

患部を冷やすことによって、一時的に炎症などが抑えられ、痛みが緩和する場合があります。急激に冷やすと痛みが強くなる可能性があるため、濡らしたタオルや冷却シートでゆっくり冷やしましょう。

痛み止めの薬を服用する

痛みが強くて我慢出来ない場合は、市販の痛み止め薬を服用して緩和しましょう。

お口の中を清潔にする

炎症によって痛みを感じる場合は、お口の中の細菌を減らすことで痛みを緩和できる場合があります。痛みが強くならないよう、やさしくブラッシングをしたり、ぬるま湯でうがいしたりなど、お口の中を清潔な状態にしましょう。

トップへ戻る