虫歯が再発する原因と保険診療と自由診療の虫歯の再発率とは?
投稿日:2022年5月24日
カテゴリ:スタッフブログ
虫歯が再発する原因と保険治療・自由診療の虫歯の再発率について
虫歯治療を行った歯は、健康な歯に比べて再発率が高くなります。今回のブログでは、一度治療した歯が再発する原因や保険診療と自由診療の虫歯の再発率の違いについてお話したいと思います。
一度治療した虫歯が再発する原因は?
天然歯とつめ物・かぶせ物の間に隙間ができる
虫歯を削った部分は、つめ物・かぶせ物で歯の形態を修復します。その際、土台の歯との適合が悪かったり、経年劣化によって土台の歯との間に隙間ができたりした場合は、そこから虫歯菌が歯の内部に侵入し、虫歯が再発してしまいます。
虫歯の取り残しがある
虫歯の取り残しがあった場合は、そこから虫歯が再発し、さらに症状が悪化する可能性があります。特に歯の根の治療は難易度が高く、取り残しや細菌対策がきちんと行われていないと、虫歯の再発率が高くなります。
セルフケア・クリーニングができていない
治療後の健康状態を維持するためには、毎日のセルフケアと定期クリーニングが重要となります。セルフケアやクリーニングを怠ると、お口の中が不衛生になり、虫歯の再発リスクが高くなってしまいます。
虫歯になりやすい口腔内環境
食事の時間が長い、間食が多い、甘いものを好んで良く食べるという方は、虫歯菌が活動しやすい口腔内環境といえます。また、お口が乾燥しやすい方は唾液の自浄作用や殺菌効果が低下し、虫歯の再発リスクが高くなってしまいます。
保険診療と自由診療の虫歯の再発リスクについて
保険診療と自由診療では、使用できるつめ物・かぶせ物の素材が異なり、素材によって虫歯の再発リスクも変わってきます。実際、保険診療と自由診療で使用する素材は、どのような違いがあるのかをご紹介いたします。
保険診療での虫歯治療の場合
保険での虫歯治療の際は、コンポジットレジンや銀歯などの素材を使用します。コンポジットレジンや銀歯は汚れが付着しやすいという特徴があります。さらに経年による劣化が著しく、変形や変色しやすいため、土台の歯との間に隙間が生じ、虫歯の再発リスクも高くなってしまいます。
自由診療での虫歯治療の場合
自由診療で虫歯治療を行った際は、セラミックや金などの素材を選択いただけます。セラミックは陶器のような質感ですので、表面がツルツルしており、汚れが付着しにくいのが特徴です。また、セラミックと金はどちらも生体親和性が高く、天然歯になじみやすいため、土台の歯との間に隙間ができにくく、虫歯の再発リスク軽減につながります。
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