20代でインプラント治療を行うメリットと注意点とは?
投稿日:2022年6月1日
カテゴリ:スタッフブログ
20代でインプラント治療を行うメリットと注意点
10代・20代の方の多くは虫歯治療などで歯を削ったりした経験はあっても、インプラント治療を受けたという方は少数だと思います。そのため、歯を早い段階で失った方はインプラント治療に対する不安など大きいのではないでしょうか。
今回はそんな方々のために、20代でインプラントするメリットや注意点について解説したいと思います。
インプラント治療に年齢制限はあるの?
インプラント治療は、顎の成長が終わる18歳以降位から可能となります。(※可能年齢は個人差があります。)
また、上限については特に決まりがなく、顎骨の状態や全身疾患、アレルギーなどの問題がなければ、高齢者でもインプラント治療が可能です。
20代でインプラント治療を受けることのメリット
周囲の歯に負担がない
入れ歯やブリッジについては、残った歯を支えとして欠損部分の咬み合わせを回復します。そのため、支えとなる周囲の歯への負担が大きくなり、寿命を縮めてしまいます。対してインプラントは、顎骨に埋めた人工歯根によって歯が独立しているため、周囲の歯への負担がなく、将来的な歯の喪失リスク軽減が期待できます。
天然歯に近い感覚・見た目が良い
インプラントには人工歯根があり、歯がしっかりと固定されているため、天然歯に近い感覚で噛むことができます。また、質感や見た目も天然歯に近いため、周囲に気づかれることもほとんどありません。
手術に伴うリスクやトラブルの軽減が期待できる
20代は骨の強度や体力があります。また、全身疾患の割合も少ないため、インプラント手術に伴うリスクやトラブルの軽減が期待できます。
手術後の治癒が早い
20代は手術後の治癒も早いため、人工歯根と骨の早期結合が期待できます。また、体の抵抗力も高いため、感染症になった場合も重症化する可能性が低いと考えられます。
20代でインプラント治療を受ける際の注意点について
20代でインプラント治療を受けられる方は下記の点に気をつけましょう。
顎骨の成長が終わってからインプラント手術を受けましょう
顎骨の成長が終わっていない段階でインプラント治療を行うと、インプラント埋入後に骨が動くため、周囲の歯との間にズレが生じ、歯並びや咬み合わせが悪化する場合があります。咬み合わせが悪くなってインプラントに大きな負担がかかると、上部構造の破損やインプラントの脱離など、様々な問題が起こる可能性があるため、インプラント手術は必ず骨の成長が終わってから受けましょう。
インプラント治療後は日々のケア・定期メンテナンスを徹底しましょう
インプラント埋入後は、インプラントの歯周病と呼ばれる「インプラント周囲炎」に気をつけましょう。インプラント周囲炎は、インプラントの周辺に汚れが蓄積し、細菌が繁殖することによって起こる病気です。重症化すると、インプラントが抜け落ちてしまうこともあります。インプラントを良い状態で維持できるよう、日々のケアと定期メンテナンスを徹底しましょう。
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