睡眠時無呼吸症候群の症状と原因とは?|品川区大崎駅の歯医者|大崎スクエア歯科

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睡眠時無呼吸症候群の症状と原因とは?

投稿日:2022年6月17日

カテゴリ:スタッフブログ

睡眠時無呼吸症候群の症状と原因

睡眠時無呼吸症候群

今回のブログは、睡眠中のいびきなどが特徴として挙げられる睡眠時無呼吸症候群(SAS)についてお話したいと思います。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、大きないびきとともに睡眠中に呼吸が止まる状態が断続的に生じる病気です。そのため、十分な睡眠が取れなくなり、日中に強い眠気に襲われたり、集中力が低下したり、居眠りなどを起こしやすくなります。

※睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義については、1日の就寝中に10秒以上の無呼吸が30回以上起こっている、または1時間の睡眠の際に無呼吸数・低呼吸数が5回以上の場合とされています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)による悪影響とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方は、睡眠中の酸素量が著しく低下するため、寝苦しくなったり、息苦しくなったりなど、慢性的な睡眠不足になってしまいます。実際に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が原因で車の運転中に居眠りしてしまい、事故を起こしているケースも少なくありません。

さらに、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は循環器官に大きな負担がかかるため、不整脈や高血圧、心不全など事故や突然死を引き起こす可能性も高まります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)になる原因とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)になる主な原因は下記のようなことが挙げられます。

肥満

肥満になると、首周りや舌が大きくなるため、睡眠時に気道が圧迫されてしまい、いびきや無呼吸状態が発生しやすくなります。急激に体重が増加された方は注意が必要です。

骨格や歯並び・老化による筋力の低下

顎骨が小さかったり、歯並びが悪かったりすると、舌が正常な位置に収まらなくなってしまい、睡眠時に舌が気道を圧迫してしまうため、いびきや無呼吸が起こってしまいます。

口蓋扁桃(扁桃腺)の炎症・肥大

風邪やウィルスによって口蓋扁桃(扁桃腺)が炎症を起こしたり、肥大していたりする場合は、気道が狭まってしまうため、いびきや無呼吸状態が生じやすくなります。

歯科医院で実施する睡眠時無呼吸症候群の治療法について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療は、専門の医療機関を受診していただくことがほとんどですが、原因によっては歯科医院での治療が有効な場合もあります。歯科医院で実施する睡眠時無呼吸症候群の治療法についてご紹介いたします。

スリープスプリント(マウスピース)

就寝時にスリープスプリント(マウスピース)を装着し、気道を確保することによっていびきや無呼吸状態を緩和・改善します。

矯正治療

顎骨が小さかったり、歯並びが悪かったりすることで睡眠時無呼吸症候群(SAS)になっている場合は、矯正治療によって顎骨を拡げたり、歯並びを整えることによっていびきや無呼吸状態を緩和・改善します。

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