神経のない歯が痛いのはなぜ?根管治療後に歯が痛む原因とは?|品川区大崎駅の歯医者|大崎スクエア歯科

大崎スクエア

キッズコーナー完備

日本矯正歯科学会認定医

山手線「大崎駅」新東口 徒歩4分/ 東京都品川区北品川5-4-14 4F

神経のない歯が痛いのはなぜ?根管治療後に歯が痛む原因とは?

投稿日:2022年7月27日

カテゴリ:スタッフブログ

神経のない歯が痛いのはなぜ?根管治療後に歯が痛む原因について

根管治療後に歯が痛む原因

根管治療によって歯の神経を抜いているのにも関わらず、再び歯が痛みを感じるという経験をされた方もいらっしゃると思います。神経を抜いた歯の痛みが続く場合は根管に問題を起こっている可能性があります。

今回のブログは根管治療で神経を抜いた歯が痛む原因についてお話したいと思います。

根管治療で神経を抜いた歯が痛む原因とは?

歯槽骨炎

根管治療の際、歯根周辺にある骨に細菌が残っていたりすると、治療からしばらくたった後に骨の部分に炎症が起こり、痛みを感じることがあります。感染物質や細菌が残っている場合はもう一度根管治療を行い、症状を改善します。骨の炎症だけの場合、抗生物質や炎症を抑えるお薬の服用だけで治療できることもあります。

虫歯の再発

根管治療は神経の除去や清掃、殺菌、密封などいくつかの処置が必要なため、数回に分けて治療することがほとんどです。神経を取り除いて痛みがなくなったからといって、治療途中のまま放置していると、そこから虫歯が再発して痛みを伴うだけでなく、抜歯リスクも高くなってしまいます。

痛みがなくなったからといって放置せず、歯科治療は必ず最後まで受けましょう。

歯根の先端からつめ物や空気が漏れて神経を刺激している

根管治療では、歯の内部にある感染物質を除去、消毒後に根管を埋めるための充填材をつめて密封します。そのつめ物が歯の先端部分から染み出すことがあり、それによって歯根の周辺が圧迫されて痛みを伴うことがあります。また、稀なケースではありますが、歯根部分から空気が押し出され、神経が刺激されることによって痛みが生じる場合があります。

薬剤が歯根の先端から漏れている

根管治療では、歯の内部をしっかりと消毒して感染物質を残さないため、防腐剤や薬剤を使用しますが、稀に薬剤が歯根先端部分から漏れ出し、痛みを伴うことがあります。

このような場合は、歯科医院にて漏れ出した薬剤を洗い流し、必要に応じて抗生物質や鎮痛剤を処方いたします。

咬み合わせが合っていない

根管治療後は、かぶせ物を装着して歯の形態を整えます。その際、かぶせ物部分の咬み合わせが合っていないと、対向歯と強く接触してしまうため、痛みを感じることがあります。

痛みや違和感が強い場合は、かぶせ物の高さを調整して咬み合わせのバランスを改善します。

未処置の根管があった

根管は個人によって様々な形状があり、奥歯などは複数の根管が存在するため、見落としてしまう可能性があります。治療時に根管を見落として、神経が残っている場合や細菌の感染がさらに拡がってしまうと、さらに強い痛みを感じるようになります。

自然に痛みがなくなることはありませんので、もう一度根管治療を受けて、症状を改善することになります。

上記にように、根管治療で神経を取り除いた場合であっても、痛みを感じることがあります。痛みの原因によっては、放置するとさらに痛みが強くなったり、抜歯リスクが高くなってしまいます。根管治療後に痛みや違和感を感じる場合は、できるだけ早めに歯科医院に相談しましょう。

虫歯治療・根管治療ページ>>

大崎で虫歯治療・根管治療なら大崎スクエア歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。

トップへ戻る