歯の変色(黄ばみ・黒ずみ)に対する対策とは?
投稿日:2022年7月21日
カテゴリ:スタッフブログ
歯の変色(黄ばみ・黒ずみ)に対する対策について
今回のブログ(歯が変色(黄ばみ・黒ずみ)する原因とは?>>)では前回のブログに引き続き、歯の変色(黄ばみ・黒ずみ)に対しての対策についてお話したいと思います。
外因性の変色に対する対策
食事に気をつける
毎日の食事は歯の着色に大きく影響します。クリーニング後などに短期間で再び着色が気になる方は、できるだけ色素の濃い食べ物や飲み物を控えることをおすすめします。
禁煙・減煙する
タバコを吸われる方はヤニの付着によって歯の色が汚くなってしまいます。歯の着色が気になる方は、禁煙・減煙によってヤニの付着を抑制しましょう。
唾液の分泌量を増やす
唾液には歯やお口の中を綺麗にしてくれる自浄作用があります。食事の際はよく噛んで食べたり、ガムを噛んだりして唾液の分泌量を増やしてあげることによって、歯の着色軽減が期待できます。また、口呼吸の方はお口の中が乾燥しやすいため、唾液の自浄作用が低下して着色しやすくなります。口呼吸の自覚がある場合は意識して鼻呼吸を心がけ、必要に応じて治療を受けましょう。
定期的にクリーニング(PMTC)をする
歯の着色は毎日の歯磨きでは取り除くことが困難です。定期的にクリーニング(PMTC)を受け、歯の着色を取り除きましょう。クリーニング後は歯面がつるつるになっていますので、着色を抑える効果が期待できます。
内因性の変色に対する対策
ホワイトニング
歯のクリーニングだけでは十分に歯の着色が取り除けない場合は、ホワイトニングをおすすめします。歯科医院で行うオフィスホワイトニング、ご自宅で行っていただくホームホワイトニング、神経のない歯の変色を改善するウォーキングブリーチなどがあります。
ラミネートベニア
テトラサイクリン系のお薬による変色については、ホワイトニングでは改善することが困難な場合もあります。そのような場合には、ラミネートベニアがおすすめです。ラミネートベニアは歯の表面をわずかに削り、板状のセラミックを貼り付けて歯の色や形状を改善します。
セラミックの被せ物
エナメル質形成不全症や神経のない歯の変色などには、セラミックの被せ物での治療がおすすめです。セラミックは経年による変色、変形もないため、長期間綺麗な状態を維持することができます。
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